友人の親の訃報を後日知ったら?お悔みの言葉は?香典の金額は?
2017/06/12
友人の親が亡くなっていた・・・。
葬儀後に知人から聞いたり、喪中のハガキでその事実を知ったりする方も多いのではないでしょうか?
色々な事情があり、すぐに駆けつけられない事も多いですよね。
そこで今回は友人の親が亡くなった事を後日知ったらどうすれば良いか・お悔みの言葉や香典の金額についてお伝えします。
友人の親の訃報を後日知ったら?
お悔みのハガキなどで後日訃報を知った場合、香典は渡した方がいいのかな?とまず考えると思います。
友人が連絡をくれなかったという事は、あなたに気を遣わせない為に知らせなかったと考えられます。
その為お悔みの言葉をかけたり手紙は送った方がいいかと思いますが、香典は渡さない方が良いのでは?と私は思います。
お香典を送ると、相手はお返しを考えなければいけません。
悲しみをこらえてお返しを考えるのが精神的に辛い・・というご遺族もいるかと思われます。
どうしても気になる場合は、「少なく入れてありますのでお返しはしないでね。そのつもりで包んでいます」と、相場の半額程の金額を包み、香典返し辞退の一言を伝えると良いでしょう。
少しでも相手の負担を軽くしようとする心遣いが出来たら良いのでは・・と思います。
しかし、当然ですが人によって考え方は異なります。
香典返しは大変だけれど、香典を頂いた方の一覧表を見た時にありがたい気持ちでいっぱいになる方もいるでしょう。
人とのお付き合いの大切さをより実感する方もいるかもしれません。
香典を送るかについては相手の人柄や状況も考え、臨機応変に対応しましょう。
まず、訃報を知ったらすぐに電話でお悔みの言葉を伝えます。
電話がしにくいな・・・と感じる方はメールやラインでも構いません。
そうすると、その子も「心配かけると思って言えなかったんだ、ごめんね」などその時の気持ちを話してくれるでしょう。
また後日ゆっくり会おうね、と声を掛けて終わりでも問題ありません。
自分の気持ち次第で、
・お線香をあげに行きたい場合は都合のよい日時を聞いて、お花やお線香を持って後日手を合わせに行く。
・遠方で行けないけれど、お香典を送りたいという場合は喪主の名前・住所を確認して郵送する。
友人から転送する作業が必要になるので、郵送の場合は喪主へ直接送る方が親切です。
香典を送る場合はお手紙も添えて送りましょう。
友達の親が亡くなった時にかけるお悔みの言葉は?
お悔みの言葉とは・・・故人の死を慎んで、悲しむ気持ちを込めて述べる言葉です。
亡くなった方の病状や死因について聞くのは失礼にあたるので気をつけましょう。
葬儀の時でもないのに友人に「この度は、まことにご愁傷様です・・・」という言葉をかけるのは少し堅苦しくて違和感がありますよね。
「知らなくてごめんね、大変だったね。大丈夫?辛いよね・・・」など相手の気持ちを労わる言葉を掛けましょう。
そうすると、相手も親に対する思いなどを話してくれると思います。
・会いに行きたい場合は「お線香をあげに行きたいんだけど、都合の良い時はあるかな?」
・会いに行けないけれど、香典を送りたい場合は「気持ちだけど何か送りたいから・・・喪主の方の住所を教えて頂けるかな?」と確認しましょう。
最後には体調を崩さないように気を付けてねと体を労わる言葉を掛けてあげてください。
メールやラインで送る際は、絵文字の使い方には注意が必要です。
使っても1つまでとしましょう。
→友人の親の訃報を聞いた時に掛ける言葉やメールで送る言葉は?
お香典に添える手紙の注意点
- 便せんのデザインは華やかな物は避けシンプルな物にする
- 封筒は一重の物
- 縦書きの便せん1枚に収まるように文章を書く(カラーペンはNG)
- 時候の挨拶文や頭語は書かない
- 伺えない事に対してのお詫びを述べる
- 香典を同封する旨を伝える
- 喪主が友人でない場合は、友人との関係を記す
- 忌み言葉は使わない
例文
お父様(お母様)のご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈りいたします。
本来ならすぐにでもお伺いしたいのですが、やむを得ない事情によりそれがかないません事をお詫び申し上げます。
心ばかりですが、お花でもお供えくださいますようお送りいたします。
大変失礼かと思いますが、少なく入れておりますのでお返しは不要です。
○○さんの気持ちを思うと胸が痛みますが、一日も早く悲しみを乗り越え心穏やかに暮らす事が出来ますようお祈り申し上げます。
くれぐれもお体ご自愛下さい。
合掌
○月○日
山田 花子
友達の親が亡くなった時の香典の金額は?
30代・・3,000円~10,000円
40代・・3,000円~10,000円
が相場となっています。
5,000円を包めばどの年代でも問題ありません。
お返しを断る場合は3,000円ほどの金額を包みましょう。
香典の表書きは49日法要の前でしたら「御霊前」49日法要後でしたら「御仏前」と送るタイミングに合わせて変えましょう。
香典袋の下段には自分のフルネームを薄墨で書きます。
中包みにお金を入れ、表面に金額・裏面に住所と氏名を書きます。
漢数字の書き方も「壱(1)弐(2)参(3)五・伍(5)」「万・萬」「千・阡」となるので注意しましょう。
五千円包む場合は「金五阡円」となります。
お札は新札を避け、顔が書いてある面が封筒の裏側になるように入れましょう。
現金書留用の封筒は郵便局で購入出来ます。
香典袋とお手紙を一緒にして、現金書留で送りましょう。
詳しくはこちらでご紹介しています。
→友人の親が亡くなった場合香典を郵送しても大丈夫?宛名や送るタイミングは?
まとめ
いかがでしたか?
あなたがお友達を思いやってかける言葉が一番の励みになります。
お友達の悲しみは測り知れません。
いつも以上に思いやりをもって優しく接して下さいね。
友人の親の訃報について以下の記事でご紹介しています。
→友人の親の訃報を聞いた時に掛ける言葉やメールで送る言葉は?
→友人の親が亡くなった時の香典の金額は?遠方の時はどうする?
→友人の親が亡くなった場合香典を郵送しても大丈夫?宛名や送るタイミングは?
最後まで読んで頂きありがとうございました。