読書感想文 低学年の課題図書の例文は?「ひみつのきもちぎんこう」

夏休みの宿題の中で「読書感想文」がなかなか終わらないという子も多いのではないでしょうか。
そこで今回は低学年の課題図書の例文「ひみつのきもちぎんこう」についてまとめました。
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読書感想文 低学年の課題図書の例文は?「ひみつのきもちぎんこう」
ひみつのきもちぎんこう あらすじ
そんなゆうたにある日手紙が届き、ひみつのきもちぎんこうに辿り着きます。
自分の気持ちに正直に行動すると「銀コイン」が、自分の気持ちと反対の行動をすると「黒コイン」がたまってしまいます。
黒コインが多くたまってしまっているゆうたは、今までしようと思っても出来なかった事(困っている人に手を貸してあげたり、喧嘩を我慢したり)が出来るようになっていきます。
このお話は、本当はみんな「優しい心」を持っているのにその心とは反対の行動(いじわるや自分勝手や弱虫)をしてしまう事があるよね。
だけど、そんな風に自分の本当の気持ちに「嘘」はつかないで、勇気を出して本当の気持ちに沿って行動してみよう。という事を伝えてくれていると思います。
大人の私も読んでいて考えさせられる事があり、とても深いお話だな~と思いました。
「自分が思った事・感じた事を何よりも大切に、勇気を持って行動にうつす」
これって大人の方がなかなか出来なくなっているんじゃないかな?
少し長いお話なので、一緒に何度か読んであげることが大切です。
その上で、
②本当はこうしたかったのに、出来なかったな~っていう事はある?
③銀色のコインをためるには、どういう事をしたらいいと思う?
④皆が黒いコインばかりたまってしまったら、どうなると思う?
逆に銀色のコインがたまってる人がいたらどうかな?
など、具体的に質問をしてあげると「何を感じたか・どう思ったか」を上手く引き出してあげられると思います。
それを全てメモに書きためておくと良いでしょう。
単純に悪い事はしないように!というお話ではないので、その辺りも上手に伝えられると良いと思います。
読書感想文 例文 ひみつのきもちぎんこう
このおはなしは、じぶんのほんとうのきもちにうそをついていじわるをしてしまったりするとくろコインがたまってしまい、ぎゃくにじぶんのほんとうのきもちのとおりにゆうきをもってこうどうすると、ぎんコインがたまっていくというおはなしです。
ゆうたははじめくろいコインがたまってしまいますが、ゆうきをもってこうどうしてぎんコインをためていきます。
わたしはくろコインとぎんコインどっちがおおくたまっているかな?とかんがえて、くろコインのほうが少しおおいかもしれないなとおもいました。
ともだちやきょうだいとけんかをしてしまったとき、ほんとうは「ごめんね」といいたいのに、いえないときがあるからです。
こういうときにくろコインがたまってしまっているんだとおもいます。
ゆうきをだして「ごめんね」といったらぎんコインがたまるんだろうな、とおもいました。
これからは、じぶんがなかなおりしたいなとおもったら、ゆうきをだしてあやまれるようになりたいです。
ほかにも、こまっているひとがいたら「どうしたの?」ときいてみたり、おかあさんがいそがしそうだったら「おてつだいしようか?」ときくようにしようとおもいました。
これからはくろコインではなくて、ぎんコインがたまるにはどうすればいいかな?ということをかんがえてすごしてみたいとおもいます。
(550文字)
![]() ひみつのきもちぎんこう / 藤本美郷 (ふじもとみさと) 【単行本】
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まとめ
いかがでしたか?
お子様が何を感じ、考えたのかを上手に聞きだして読書感想文のお手伝いをしてあげてください。
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