布団乾燥機 ベッドでの使い方は?効果的な時間や頻度は?
2017/06/14
花粉の季節や梅雨時期など、布団が干せない時に大活躍する布団乾燥機。
お布団を外に干した時のようにフワフワにしてくれるし、ダニ対策もしてくれるし、とっても優秀です。
しかし、実際どのように使うと効果的なのかよく分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は布団乾燥機のベッドでの使い方や効果的な時間・頻度についてまとめました。
写真を使って説明しています。
→布団乾燥機の使い方 ベッドやマットレスは?実際の電気代も(画像あり)
布団乾燥機 ベッドでの使い方は?
布団乾燥機は高温(約70度前後)の温風が出るので、布団の耐熱温度を確認してから使用しましょう。
特に機能性寝具(低反発素材・ビーズ素材・パイプなど)は、温風温度により機能を損なってしまう危険性もあるので、寝具メーカーに確認してから使用して下さい。
素材は、羽毛・羊毛・綿・合成繊維・真綿などで使用出来ます。
人は寝ている時に、最低コップ1杯分の汗をかき、その汗は「敷布団の裏側」と「掛け布団の外側」にたまります。
その為、布団乾燥機も人間と同じようにマットレスの上と掛け布団の間に挟んで使います。
マットレス全体に温風が行きわたるように、うまく包み込むようにして掛け布団を掛けて下さい。
ただ、布団乾燥機を使用すると、布団が吸収していた湿気が部屋中に充満します。
そのままにしてしまうと、室内の湿度が上がり結露やカビの原因になってしまうので注意が必要。
ホコリやダニの死骸・フンの排気にもつながるので、部屋の換気を十分にしながら布団乾燥することを心がけましょう。
また、掛け布団片面だけの乾燥だと湿気が内側から外側に移動しただけの事もあります。
時間に余裕がある時は、掛け布団両面を乾燥させる事をおススメします。
通常マットレスの上にベッドパットを使用していると思います。
汗はベッドパット吸収されているので、小まめに洗濯をして清潔さを保つようにしましょう。
シーツの上に敷く「敷パッド」も、今は色々な種類があります。
吸湿性の高い物を選んで使用すると、マットレス本体への湿気を更に防ぐ事が出来るのでおススメです。
更にマットレスを風通しの良い所で週2~3回立てかけて陰干しすると、マットレス裏側もしっかり乾燥するのでカビ対策になります。
また、ダニは湿気以外にも人のアカやフケも大好物です。
直接肌に触れるシーツやまくらカバーも小まめに洗濯をするように心がけましょう。
枕にはフケが落ちやすいので、ダニが多く潜んでいます。
枕は鼻と口に近いので、枕の乾燥や掃除もしっかり行いましょう。
ダニアレルギーになると、湿疹や鼻炎・咳などの症状が出てしまいます。
小さいお子様がいるお家は特に気をつけたいですね。
【梅雨時期の布団のダニ対策!布団乾燥機やアイロンの使い方は?】
布団乾燥機の効率的な使い方 時間は?
布団乾燥機には用途や季節に合わせた様々なコースがあります。
私は汗の湿気によるカビやダニの繁殖が気になるので、起床後「ダニ対策コース」で布団を乾燥させています。(週に1回程度)
ダニは乾燥と高温に弱いので、温度50℃以上が20~30分続くとほぼ死滅します。
しかし熱からダニが逃げてしまう事もあり、家庭用の布団乾燥機にはそこまでの能力がありません。
その為、可能な限り布団が高温になるような設定が「ダニ対策コース」となっているのです。
1度完全にダニを排除したいという方は、コインランドリーの高温乾燥器が効果的です。
80~120℃の高温で丸ごと布団を乾燥できるので、ダニを確実に死滅させる事が出来ます。
アレルギー対策としては、ダニの死骸やホコリを取り除かないと意味がありません。
乾燥後、掃除機に布団専用ノズルをつけて片面40秒を目安にダニの死骸やホコリをしっかり吸い取りましょう。
ちなみに機種や室温・使用状況によって変わりますが、1回辺り布団乾燥でおよそ10円~20円前後・ダニ対策コースで20円~50円前後の費用がかかります。
毎日使うと電気代もかさんでしまうので、天気の良い日は天日干しを心がけたいですね。
布団乾燥機の効率的な使い方 使う頻度は?
ダニ駆除を目的とする場合、週1回の「ダニ対策モード」+掃除機が効果的です。
可能であれば、毎日起床後通常コースで布団を乾燥させてあげると良いでしょう。
小まめに布団を乾燥させる事により、布団の中でダニが増えない環境を作る事が大切です。
梅雨時期はもちろん、冬も加湿器などの使用で室内は高温多湿になりやすいです。
季節や時期を問わず、小まめに布団の乾燥を心がけましょう。
夏は特に寝ている間に汗をかくので、敷きパッドに肌が触れるとひんやりするタイプの物を選ぶのがおススメです。
まとめ
いかがでしたか?
1年中大活躍の布団乾燥機。
天日干しや敷きパッドなども併用することで、上手に布団を清潔に保つことができます。
ダニやカビを繁殖させない為にも、小まめな布団の乾燥を心がけてください。
写真を使って説明しています。
→布団乾燥機の使い方 ベッドやマットレスは?実際の電気代も(画像あり)