洗ってもタオルが臭う原因は?熱湯や重曹が効果的!対策は?
2016/03/25
お風呂上がりにタオルをとって顔を拭く瞬間・・ふわ~っと良い香りがするかと思いきや・・・
え?臭い・・・
もしかしてこのタオル汚いの?
これだけで気分が下がってしまいますよね。
何度洗ってもタオルが臭う!
梅雨でなかなか外干しが出来ずに、部屋干しが多くなってしまうこの季節。
このように悩まれている方も多いのではないでしょうか?
今回はタオルが臭ってしまう原因や臭いを取る方法・防ぐ為の対策についてまとめてみました。
Contents
洗ってもタオルが臭う!その原因は?
原因は、タオルに臭いを発生させる菌が繁殖しているからです。
そして一度臭くなってしまうと、通常の洗濯や天日干しだけでは落ちません。
生乾き臭と良く言いますよね。
その原因となる菌はモラクセラ菌と言って、洗濯後もタオルに残って使用中や保存中にも臭いを発生させます。
菌の繁殖条件は水・温度・栄養(汚れ)です。
使ったバスタオルをそのまま洗濯カゴや洗濯機に投げ込んだりしていませんか?
タオルは吸水性が良くて乾きにくい為、完全に乾くまでの時間で菌が繁殖してしまいます。
部屋干しの場合だと、更に生乾きの状態が長くなりますよね。
菌にとって一番活動しやすい条件が揃ってしまうのです。
また、定期的な洗濯槽の掃除も大切です。
掃除をしていない洗濯槽の裏にはカビや汚れがびっしり付いています。
そして洗濯をする度、洗濯ものにもカビが付いてしまいます。
1カ月に1度は粉末の酸素系漂白剤での掃除をおススメします。
(洗濯機の取り扱い説明書に従って下さい)
それでは、一度臭くなってしまったタオルの臭いを取る為にはどうすれば良いのでしょう?
タオルの臭いをとるには熱湯や重曹が効果的
タオルの臭いをしっかり取りたいけど、漂白剤には抵抗が・・・という方もいらっしゃると思います。
そんな方に、今回は薬剤は使わない方法をご紹介したいと思います。
熱湯を利用する
菌は熱に弱く、60度以上の熱で死滅すると言われています。
煮洗いと言って、鍋にタオルを入れてグツグツ煮る方法もあります。
でもバスタオルだと大きいし枚数もあるし・・・という方には蓋付きのバケツを利用して臭いを取る方法をおススメします。
1 お湯をたっぷり沸かします
2 蓋つきバケツにタオルを入れます
3 熱湯をたっぷり注ぎます
4 蓋をして10-15分程放置します
5 やけどに注意して取り出し、その後通常通りに洗濯します
綿・麻以外素材は避けましょう
多少くたびれたり、色が抜けても大丈夫なもので行いましょう
重曹を利用する
重曹はアルカリ性なので、皮脂や汚れを溶かしだす力があります。
1 洗濯機の水20L当たりスプーン1杯くらいの重曹を入れる
2 冷たい水だと溶けないので、20-30度位のぬるま湯を入れる
(臭いが気になる方は漬け置きをしましょう)
3 いつも通り洗剤を入れて洗濯をする
どちらの場合も、洗濯が終わったらすぐに天日干しをして下さい。
これで臭いが落ちてすっきり!
けれど、気をつけないとまたすぐに臭いが付いてしまう危険性があります。
どのような事に注意すれば良いのでしょう?
タオルの臭いを防ぐための対策は?
先程もお話しましたが、菌の繁殖条件は水・温度・栄養(汚れ)です。
タオルをどれだけ早く乾かすかが重要になってきます。
その為以下の事に注意しましょう
使った後はすぐに干す
すぐに洗濯する時以外は、使ったタオルはすぐに干して乾かすようにしましょう。
バスタオルハンガーがおススメです。100円均一でも扱っていて場所を取らずに手軽に干す事が出来ます。
濡れたバスタオルと他の衣類が一緒になってしまうと、他の衣類まで菌が繁殖してしまいます。
濡れたタオルや衣服は乾いたものと隔離して下さい。
乾燥機があったら乾燥機を利用しましょう。
洗濯機は開けたままにしておく
洗濯後、すぐに蓋を閉めてしまうと湿ったままで菌が繁殖しやすくなってしまいます。
洗濯機の蓋は常に開けて乾燥させておきましょう。
洗剤は適正量を使用する
臭いが強いからといって洗剤を多く入れると、すすぎ切れずにタオルに残ってしまい臭いの原因となります。
逆に少なすぎると汚れが落ちず、綺麗になりません。
適量を確認しましょう。
バスタオルが60×130cmに対してビッグフェイスタオルは40×100cmです。
お風呂上がりの体を拭くには十分ですし、乾くのも早く、収納にもかさばらないので愛用しています。
まとめ
いかがでしたか?
少しの手間で、タオルの臭いを防ぐ事が出来ます。
ぜひ生活に取り入れてみてください。
また、タオルの寿命は洗濯30回と言われています。
バスタオル専用のネットに入れて洗濯すると表面のパイルを長持ちさせることが出来るので、こちらも活用してみてください。
ジメジメする梅雨ですが、恵みの雨でもあります。
工夫や知恵で上手に乗り切りましょう♪