寝起きでめまいが 熱中症?室内での症状や対処法・室内条件は?
熱中症は暑さで体温が上がり、汗をかいて体の水分や塩分が不足して起こります。
この熱中症、屋外だけでなく室内も条件によっては危険です。
寝起きに、めまいや頭痛がする。
そんな時は、熱中症や脱水症状を疑ってみてください。
熱中症は症状が進むと、命を落とすことさえあります。
そこで今回は室内での熱中症の症状や対処法についてまとめてみました。
Contents
寝起きでめまいが・・・熱中症?室内熱中症の症状は?
室内で熱中症になるとどんな症状があらわれるのでしょうか。
熱中症は重症度によって軽度・中度・重度の3段階に分かれます。
軽度の熱中症の症状は意識がはっきりしている状態です。
・めまい
・体がだるい
・立ちくらみ
・目がチカチカする
・喉の渇き
中度熱中症になると明らかにいつもと違う症状が現れます。
・吐き気
・嘔吐
・悪寒
重度熱中症まで進んでしまうと、意識障害が起きる事もある危険な状態です。
・倒れて意識障害を起こす
・ろれつが回らない
夏場、起きたらめまいや立ちくらみ・体調もいつもと違う・・と感じたら熱中症・脱水症状を疑いましょう。
軽度の時点で適切な対応がとれれば、熱中症の症状が中度~重度と進んでいくことを回避できます。
それでは、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
室内で熱中症の症状が出た時の対処法は?
寝ている間にも起こる熱中症や脱水症状。
室内で症状が出たら取るべき行動を、順番に見ていきましょう。
1 水分を補給する
体液に近い「経口補水液」や「スポーツドリンク」「水」を少しずつ飲みます。
水の場合は1Lに対して1~2gの塩を加えましょう。
経口補水液が家にない場合も簡単に作ることができますよ。
水500mlに、砂糖大さじ2杯、塩小さじ1/4杯を溶かすだけです。
2 部屋を涼しくする
エアコンを効かせ、室温を下げましょう。
なかったら涼しい場所へ移動するか、扇風機の風に当たります。
3 身体を冷やす
服を脱いだり、下着をゆるめたりして身体から熱を逃がします。
首の両脇、脇の下、大腿の付け根には太い血管があります。
そこを、保冷剤やぬれたタオルで冷やしましょう。
効率よく体温を下げることができます。
4 医療機関への搬送
意識がはっきりしていない時はすぐに救急車を呼んだ方が賢明です。
また、体を冷やして休んでも体調が良くならない場合は病院へ行きましょう。
重症化すると命の危険さえある熱中症。
そうならないよう寝る時にも工夫してみてはどうでしょうか?
就寝時の熱中症対策
私は、エアコンをつけて寝ると必ずダルくなってしまうので夏場快適に眠れるように色々な方法を試しました。
その中で、おススメな方法をご紹介します。
②枕にはタオルで包んだアイスノンを載せる。
③接触冷感(クールタイプ)のタオルケットをお腹に掛ける。
④寝る前に麦茶を一杯飲む。
⑤扇風機で室内の空気を動かす。
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これで、エアコンなしでぐっすり眠ることができています。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
室内で熱中症にかかりやすい条件は?
最後に、どのような室内環境だと熱中症にかかりやすくなるのでしょうか?
湿度:60%以上
気温が高くて湿度が高いと、熱中症にかかりやすくなってしまいます。
すだれやよしず等を利用して室内の温度が高くなってしまうのを防ぐと節電にもなりますよ。
→【暑さ対策で窓にすだれが効果的?カーテンやスプレーの効果は?】
また、室内に温湿度計を置いてチェックしながら室内の環境を整えてあげる事が大切です。
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特に、主婦のお母さん達は旦那や子どもがいないのに冷房を使うのはもったいない・・・と我慢している方が多いのではないでしょうか?
私の母親も、子どもたちが帰ってくるまではエアコンをつけないと決めていたと話していました。
しかし、熱中症になったりして体調を崩してしまっては元も子もありません。
特にここ数年夏の暑さは異常です。
無理せずクーラーを使いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
熱中症を防ぐためには普段からの体調管理も大切です。
睡眠をよく取り、疲れがたまらないように心がけましょう。
また、食事がとても大切です。
暑い時は水分を取るだけでなく、しっかり食べることが熱中症予防に重要ですよ。
夏の暑さは年々厳しくなっています。
熱中症にならないようきちんと対処して、楽しく夏を過ごしたいですね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました^^