経口補水液の作り方500ml おいしい作り方は?賞味期限は?
経口補水液は脱水症状や熱中症、下痢のなどの体調不良時の強い味方です。
以前脱水状態になってしまった時に、経口補水液が欲しくて夫に買いに行ってもらった事がありました。
けれど、コンビニには売っていなし薬局はもう閉まっている時間。
夫が調べて家にある材料で作ってくれた事があったのですが、美味しくなくて・・・。
その時に少しでも美味しく作れるように色々試したので、おススメの作り方をお伝えします。
ただし、経口補水液を自作する場合には注意する点もいくつかありますので、そちらも併せてご覧ください。
Contents
経口補水液の作り方500ml 手順とポイントを詳しく説明!
難しい名前なので、家にあるもので作れると知った時は驚きました。
更に、その正体はびっくりするほど単純です。
「経口補水液は、食塩とブドウ糖を混合し、水に溶かしたものである」
=水に砂糖(ブドウ糖+果糖)と塩を溶かしてよく混ぜれば、経口補水液のでき上がりです。
基本の割合は以下になります。
経口補水液500mlの分量
砂糖 20g
塩 1.5g
水道水やミネラルウォーターをそのまま使うより、少し温めたお湯を使うと水・砂糖・塩が混ざりやすくなります。
砂糖を別のものに変えたり、果汁を加えたりして風味も変えられます。
それについてはのちほど紹介しますね。
では、経口補水液を作るときにもっとも大切なポイントは何でしょうか?
①水と砂糖と塩の割合
経口補水液は体液に近いという話を聞いた事はありませんか?
体液に近いので、経口補水液を飲むと体から失われた水分や塩分をすみやかに吸収する事ができます。
先程ご紹介したレシピは体液に近い割合になっているので、しっかり守ってくださいね。
②清潔な道具を使う
コップ・スプーン・マドラーは清潔なものを。
ペットボトルを再利用する場合は、特に気をつけましょう。
作り方について
材料を入れて混ぜるだけなので、手順というほどのものはありません。
分量を守って衛生面に気をつけて作るだけです。
とっても簡単ですね^^
ただ、自宅で作る経口補水液だと熱中症の時に必要なカリウムを摂取することができません。
あくまでも、緊急時飲むものという事を覚えておいてください。
夏場は非常用として常備しておくと安心です。
|
経口補水液のおいしい作り方アレンジ編!
先程ご紹介した分量で作ると正直あまり美味しくありません。
好みもあるかと思いますが、ポカリスエットなどのスポーツドリンクの方が数倍美味しいと思います。
ただ、砂糖を違うものに変えたり、少しアレンジするだけで美味しく飲めるようになったのでご紹介します。
1位 はちみつ
はちみつは「単糖類」といって体内で分解されずに吸収されるので、多糖類の砂糖よりも体内の吸収率が高まるそうです。
もちろん砂糖と代用可能、しかもいい効果があるのは嬉しいですね。
はちみつに変える場合の量は、砂糖の半分(10G)程度を目安にしましょう。
はちみつをそのまま水に入れると溶けにくいので、少量のぬるま湯かお湯で溶かした後に入れて混ぜるようにしましょう。
※1歳未満の赤ちゃんには与えないでください。
乳児ボツリヌス症になり最悪の場合死に至る事もあります。
2位 レモン汁をたらす
レモンに限らず、果汁を少し加える事で酸味や香りが出るので、だいぶ飲みやすくなります。
果物に含まれるカリウムやクエン酸にも疲労回復効果があるので、そちらも期待しちゃいましょう^^
お子様が飲めない時には、果汁100%のジュースを少しだけ足してあげると飲みやすくなると思います。
3位 黒糖
分量は変えずに、白砂糖を黒糖に変えてみました。
黒糖は独特の甘みや風味があるので、多少飲みやすくなったかな・・?という感じでした。
※1歳未満の赤ちゃんには与えないでください。
乳児ボツリヌス症になり最悪の場合死に至る事もあります。
手作りの経口補水液はあくまでも緊急時のものですが、まずくて飲めないと困りますよね。
少しでも参考にしていただけたらと思います。
注意すること
1歳以下の赤ちゃんには、はちみつと黒糖を与えないで下さい。
以前ニュースにもなっていましたが、乳児ボツリヌス症になり最悪の場合死に至る事もあります。
経口補水液を手作りした時の賞味期限は?
自宅で作った経口補水液は日持ちしません。
食中毒にかかってしまう危険性もありますので、冷蔵庫で保管してその日のうちに必ず飲み切りましょう。
1日に飲む量は?
大人の場合:約500ml~1Lをゆっくり時間を掛けのみましょう。
幼児の場合:約500ml
乳児の場合:体重1kg当たり50ml程度
(5kgのお子様は250mlくらい)
経口補水液は飲む点滴と呼ばれていますので、一気に飲むのではなく少量ずつ飲むことを心がけて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
簡単に作ることができる経口補水液ですが、はちみつと黒糖入りのものは決して赤ちゃんに与えないでください。
経口補水液は健康な時はまずく感じ、脱水症状の時は美味しく感じると言われています。
夏場は室内でも熱中症に気を付けて過ごしてくださいね。
室内での熱中症についてご紹介しています。
→【寝起きでめまいが 熱中症?室内での症状や対処法・室内条件は?】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^♪