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読書感想文の構成は書き出し・内容・まとめだけ!簡単に書けるコツを紹介!

   

 

夏休みの宿題の定番のひとつといえば読書感想文ですね。

読書が好きなお子さんでも、いざ感想文を書こうとするとどう書けば良いのか分からない事も多いと思います。

お母さんがお子さんの手伝いをしようとしても、どう伝えて指導すればいいのか悩んでしまいますよね。

けれど、読書感想文はとてもシンプルなので、テンプレートさえ決めてしまえば簡単にかけてしまいます。

そこで今回は、読書感想文が苦手という方のために、お子さんと一緒に簡単に書ける方法をご紹介します。

 

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読書感想文の構成は書き出し・内容・まとめだけ!

読書感想文を書き始めると、本のあらすじをついつい長く書いてしまい、作文用紙がそれだけでいっぱいになってしまったりしませんか?

読書感想文のあらすじは簡単に、自分が気になった部分をメインに書けばOK!

難しく考えなくて大丈夫です。

ポイントとなる構成は、

1.書き出し
2.内容
3.まとめ

この3つです。

この3つを意識するだけで、上手な感想文になります。

具体的に1つずつ説明していきましょう。

1.書き出し

書き出しは、この本を読もうと思った理由などを書きます。
シンプルでも良いので、

例えば、

・〇〇という題名と表紙が綺麗だったので内容が気になりました。

・この本は家族に勧められました。どうして勧められたのか理由を知りたかったので読むことにしました。

・私はもともと〇〇に興味があったので、この本を選びました。

などきっかけを最初に書くと、「実際読んでみて△△でした。」という感想に繋げられるので、書きやすくなります。

あるいは、

・〇〇と書いてあったけどそれは何故だろう。と疑問に思ったので選びました。

・何故〇〇(主人公)は、△△したのだろう。と気になったので、読んでみる事にしました。

など疑問を書き出しに持ってくるのも書きやすくなるコツです。

 

2.内容

書き出しが書ければそのまま続けて内容です。

書き出しの疑問の答えをすぐに書く前に、本のあらすじを書きましょう。

しかし、あらすじに集中して書いてしまうと、読書感想文がつまらなくなってしまいますので、本の最初と真ん中と最後に分けて短めに大まかな内容を書きます。

誰(主人公など)が、どこで何をしたのか程度で大丈夫なので、簡単にまとめます。

【例】桃太郎

この話は、桃太郎が鬼ヶ島へ行って鬼を退治するお話です。

鬼退治に行く途中に犬・猿・キジにキビダンゴをあげて仲間になります。

そしてみんなで力を合わせて鬼を退治することに成功します。

その後、おじいさんとおばあさんの元に帰ってみんなで幸せに暮らすことができました。

そして、その中で

「〇〇という部分がありました。でも私もしなら△△すると思います。」

「私が一番印象に残ったのは、〇〇という場面です。なぜなら主人公の~はこうしましたが、私なら△△すると思ったからです。」

など、もし自分が本の登場人物だったらどうするか・更にそれは何故そうすると思ったのかなどを続けて書いていくと、よりオリジナルな感想文になります。

いきなり最初から自分の感想を書こうとすると、どうしてよいか迷うと思います。

ですので、書き出しに疑問となるものを持ってきてあらすじを書きつつ、その中で自分はこう思う・それは何故かという事を書いていくと、スムーズに筆が進むでしょう。

 

3.まとめ

最後は自分の気持ちを簡単に一言でまとめれば大丈夫です。

つい大きくまとめようとしがちですが、そうすると難しくなってしまうと思います。

・この本を読んで、頑張る勇気を教えてもらいました。

・この気持ちを忘れずに毎日を頑張りたいです。

・私も主人公の〇〇のようになりたいと思いました。

など、最後に自分の感想を素直に入れることで、感想文として十分締まりが出ます。

 

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読書感想文を簡単に書けるコツを紹介!

構成につい説明しましたが、さらに簡単に書けるコツをご紹介します。

簡単な本・読みやすい本を選ぶ

本を選ぶ時、課題として何冊か指定されている場合は、無理して難しい本を選ばないようにしましょう。

当たり前ですが、難しくて興味がない本より、読みやすくて興味がもてる内容の方が、自分の感想や考えををしっかり書く事ができるので、中身の濃い読書感想文になります。

実際読み始めても、興味がもてなかったら、ためらわず別の本に変えてしまいましょう。

無理して頑張って読んだ本は、読み終わっても自分の中に感想が残らないこともあります。

本を楽しく読む事が感想文が書きやすくなるコツです。

本を選ぶところから、お子様に興味がある内容やジャンルのものを勧めてあげましょう。

 

付箋を貼りながら読む

本を読んでいるときは、印象深かったところ・おもしろかったところ・悲しかったところなど、感情が動いた部分に付箋を貼りましょう。

自分で買った本の場合は、線を引いておいても良いでしょう。

その時に、何故線を引いたのか簡単にメモをしておきます。

「〇〇がかわいそうだった」「~が嬉しかった」など・・・。

それから、「もし自分だったらこうするのに」など、自分と意見が合わなかった場面などもチェックしておくと面白い感想文ができるでしょう。

付箋だらけになっても構わずつけていくことがポイントです。

感想文は、その本に対する賛成意見だけでなく、反対意見があっても良いのです。

その中から、1番印象に残った部分・書きたい部分をピックアップして読書感想文の内容に残していきます。

自分の意見を素直に、そして何故そう思ったのかを書くことで、上手な感想文になっていきます。


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まとめ

いかがでしたか?

読書感想文は、誰もが手間のかかる宿題だと思ってしまうところがあると思いますが、実は構成はシンプルです。

夏休みにお子さんと図書館などに行って涼みながら楽しく取り組みしょう。
 

読書感想文については以下の記事でご紹介しています。

【読書感想文 小学1年生のおすすめの本は?書き方は?教え方は?】

【読書感想文 低学年の課題図書の例文は?「ひみつのきもちぎんこう」】

【読書感想文の例文とあらすじ 低学年編【ボタンちゃん・みずたまのたび】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^♪

 

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