旦那の実家の法事に参列する時の服装は?香典やお供え物は?

結婚して初めて旦那さんの実家の法事に参列する事になった時・・・。
色々分からない事ばかりで、不安に思う方が多いのではないでしょうか。
旦那様に聞いても頼りない返事が返ってくる事の方が多い事かと思います・・。
そこで今回は旦那の実家の法事に参列する際の服装や香典・お供え物についてまとめました。
旦那の実家の法事に参列する時の服装は?
まず、お義母さんに確認をしましょう。
原則としては
三回忌からは略式化していく場合が多く、三回忌は略礼服。(黒のスーツ・ワンピースなど)
七回忌以降は平服(黒以外のグレーや紺などの控え目な服装)であればよいとされる傾向があります。
しかし、法事や家の行事は地方によって色々と違う事が多いです。
事前に持ち物なども含めて、服装についてもしっかり相談しましょう。
分からない事・知らないことは義理のご両親に相談をするのが一番安心ですし、良い関係を築く近道にもなります。
ただ、「Gパンとかの普段着でもいいわよ~!」「私服でいいわよ~!と言われたとしても、本当にGパンで行くのは避けた方が賢明です。
黒いワンピースにグレーのカーディガン・白いカットソーに黒いスカートなど、控え目な服装にしましょう。
もちろん派手な化粧や香水も控えて、自然な感じに仕上げます。
喪服を持っていないという方は、これから着る機会も増えると思いますので一式準備されることをおススメします。
当たり前ですが、不幸の知らせは突然やってくるものです。
旦那の実家の法事に参列する時の香典は?
香典は準備をして持って行きましょう。
四十九日の法要以降は不祝儀袋に「御仏前」と書かれているものを購入します。
亡くなった方も法要によって仏様になるという意味です。
のしの水引は黒白などの結びきりで、下段には夫の氏名(フルネーム)を記入します。
名前は薄墨ではなく、黒墨(真黒)で書きましょう。
夫婦で参列する場合、夫の名前だけでも良いですが、夫婦共にお世話になった場合は隣に妻の名前も書き添えましょう。
(中央に夫の氏名・左側に妻の名のみ)
金額はお付き合いの程度や法要後に会食があるか、によっても変わってきます。
包む金額は、葬式時の香典の半額程度が目安ですが、会食の用意がされている場合はその分の金額をプラスしましょう。
色々なパターンがあるかと思いますが・・・1人1万円として考えれば、妥当な金額になると思います。
ただ、金額に関しても地方によって考え方が異なるので、こちらもお義母さんに確認することをお勧めします。
食事会は実家・お店どちらでやるのかもしっかり確認しましょう。
実家でやる際はお手伝いが出来るよう、エプロンの持参も必要です。
旦那の実家の法事に参列する時のお供え物は?
本来くだものや菓子などの供物(お供え)を持参するか、それらの代わりに香典を包むという事が基本となっています。
法事を寺院で行う場合は、供物を持ち帰らなければいけなくなり大変なので、香典のみを持参するのが良いでしょう。
自宅で行う場合でもお供え物をその場で分けて持ち帰る地域もありますので、そういう場合は小分けになっているお菓子を持って行く必要があります。
いつも同じお供えものばかり集まってしまう・・・という状況で、これを持ってきて欲しいという物があるかもしれません。
香典と一緒にお供え物も持ってきてもらえると助かると言う場合も・・・。
このように様々なパターンが考えられますので、こちらも確認必須です。
初めての法事参加の時に、不安な事は具体的に義母に確認をしましょう。
そうしないと、これから先もその都度どうすれば良いのか悩むことになってしまいます。
「質問ばかりで申し訳ありません。色々分からない事が多く教えて頂きたいのですが・・・20個入りのお菓子と香典を1人一万円ずつ包もうと思うのですが、大丈夫でしょうか?」
「服装は黒のワンピースにグレーのカーディガンを着て行こうと思うのですが、問題ありませんか?他の親戚の方はどのような服装でいらっしゃいますか?」などなど・・・。
具体的に聞くと、具体的に答えてくれます。
当日も、到着したら何よりも先に喪主への挨拶を忘れないように。
お手伝いできることはあるかなど、真っ先にお姑さんに確認をしましょう。
色々気遣う事が多いかと思いますが、「分からなくて当たり前」と思ってもらえる時にしっかり確認をしながら行動する事が大切です。
まとめ
いかがでしたか?
自分の実家とは違う事が多く戸惑ってしまう事や疑問に思う事もありかもしれませんが「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、義実家の習慣・風習に合わせられるように努力しましょう。
マナー違反になってしまわないよう、始めの内はしっかり確認する事が大切です。