初盆で旦那の実家へ 自分の親はどうするべき?香典は?供物は?
旦那さんの実家の初盆。
法要のため、香典や供物を持って伺うという方も多いのではないでしょうか。
しかし、そこで気になるのは自分の親からは何もしなくて良いのかな?という事ではないでしょうか。
そこで今回は初盆で旦那様の実家へ行く時自分の親はどうするべきか?香典や供物は必要?という事についてまとめました。
初盆で旦那の実家へ 自分の親はどうするべき?
初盆での法要のやり方や考え方は、宗派や地域・家庭単位でも様々です。
1番安心な方法は、ご主人からご主人の両親にどのようにすれば良いか聞いてもらう事です。
義両親と両親の家が近い場合は、「嫁の両親が初盆にお伺い出来たら・・・と言ってくれているみたいだけどどうかな?」
義両親と両親の家が遠い場合は、「嫁の両親が御仏前や供物をお送り出来たら・・・と言っているみたいだけどどうかな?」などなど・・・。
妻の両親も気にかけてくれているけれど、どうするのが良いかな?と言ったニュアンスで確認をしてもらいましょう。
「初盆は限られた身内だけでやるので、お気持ちだけで十分です。」となるかもしれないですし、「お坊さんが○月○日○時から法要に来てくださるので、お待ちしております。」「○日は他の親戚が大勢来てバタバタしてしまうので○日の○時以降に来て頂けると・・・」となるかもしれません。
お通夜・お葬式・お盆・お彼岸などに関しては本当に「ケースバイケース」で考えるようにしましょう。
一般のマナー本や友人から話を聞いたりしていても、地域によって全く異なることがあるので注意が必要です。
何の連絡もせずに、お伺いするのも迷惑になってしまうかもしれません。
全てにおいて確認するのが安全です。
近くの距離であれば、香典や供物を持って仏壇に拝みにいくのが一番良いのではないかな・・・と思います。
初盆で旦那の実家へ 自分の親からの香典は?
直接お伺い出来る場合でも、お伺い出来ない場合でも香典は必要だと考えます。
故人との関係にもよりますが、一般的には5千円~1万円程度が相場となります。
もし法要の後に食事があるようでしたら、その分の考慮も必要です。
金額に関しても、可能でしたら義母や義父に確認をしてもらうと安心です。
のし袋は表書きが「御仏前」「御沸前」「御供物料」のものを選びましょう。
水引は結び切のものを。
※神式・キリスト教式だとのし袋の表書きも変わるので注意しましょう。
下段には薄墨でフルネームを書きます。
父親の名前だけでも良いと思いますが、故人と関係が深かった場合は父親の名前(フルネーム)の隣に母親の名前だけを連名で書いても良いでしょう。
通夜や葬儀と一緒で、新札は入れないように気をつけます。
両親が直接お伺い出来ない場合は、あなたが預かり代理として義両親へお渡しすると良いでしょう。
初盆で旦那の実家へ 自分の親からの供物は?
こちらも地域によって異なりますので、義実家に確認出来ると安心です。
御沸前だけで良い場合と、御沸前と供物が必要な場合など、様々です。
お盆のお供え物の基本には五供(ごく)があります。
香(線香)・明かり・花・水・食べ物の5種類です。
こちらを基本に考えると、香・明かり・花・食べ物が該当します。
3千円~5千円程度のものを選ぶと良いでしょう。
食べ物は、日持ちのする洋和菓子やゼリー・果物などが良いでしょう。
個包装になっていると、おすそ分けもしやすいのでおススメです。
香や明かりに、お線香や蝋燭なども挙げられますが、色々な方から頂いて大量になってしまう場合もありますので、指定されない限りは避けた方が無難かもしれません。
お花を贈る時は、早く贈り過ぎるとお盆の頃には枯れてしまいますので、お盆の2日前~前日頃までに届くように贈るようにしましょう。
色は白や紫など派手ではない色を選びます。
お花屋さんへ行き「初盆のお供え用です」と伝えると色々なアドバイスやお花を合わせてくれるのでぜひ相談してみてください。
メッセージカードも添えると良いでしょう。
「初盆を迎えられるにあたり お花を送らせて頂きます。くれぐれもご自愛ください」
「新盆にあたり 心ばかりですお花を送らせて頂きます。ご仏前にお供えいただければ幸いです」
※供物に関しても神式やキリスト教式ですと変わる事がありますので、しっかり確認しましょう。
のし紙は白黒か黄白の結び切りのものを選びます。
表書きは「御供物」のしは「外のし」で用意をしましょう。
こちらも、ご両親が直接お伺い出来ない場合、お花以外のものは一緒に持っていくことをおススメします。
まとめ
いかがでしたか?
地域や家庭によって本当にルールが異なりますので、1つ1つ確認する事が大切です。
失礼のないように初盆を迎えられると良いですね。