赤ちゃんに日焼け止めって必要?塗るならいつ?日焼けを防ぐ対策は?
2016/03/03
暖かくなってくるとお散歩で、赤ちゃんと外出する機会も増えますよね。
しかし、そこで気になるのが紫外線。
実は3月中旬から強くなり始め、4月下旬には本格的な対策が必要になると言われています。
けれど肌が弱い赤ちゃんに日焼け止めは必要?何カ月から塗っていいの?など、UVケアについて疑問を持っているママも多いのではないでしょうか?
今回はそんなベビーの日焼け・紫外線対策についてまとめてみました。
赤ちゃんに日焼け止めって必要?
そもそも乳児・幼児に日焼け止めって必要なの?そう思われるお母さんも多いのではないかと思います。
答えは「時と場合によっては必要」です。
詳しく見ていきましょう。
子どもの皮膚は大人の半分ととても薄く、肌のバリア機能も十分に発達していません。
紫外線は皮膚細胞の遺伝子を傷つけて皮膚がんの原因になったり、白内障など目の病気のリスクが高まるとも言われています。
1998年までは母子手帳に日光浴をすすめる記載がありましたが、現在は外気浴(外気に当ててあげる)という言葉に変わっています。
やはり、不必要な日焼けは避けてあげた方がいいようです。
しかし、日焼け止めクリームも赤ちゃんの体調や肌質によっては体に合わず、肌の状態が悪化してしまう事もあります。
塗らないですむのなら塗らないにこした事はなさそうです。
それではどのように判断してあげたら良いのでしょうか?
赤ちゃんの日焼け止め 塗るならいつ?
皮膚は太陽に20分以上当たると、数時間後に炎症を起こして赤くなり、日焼けを起こします。
その為短時間の外出時(20分以内)は、抱っこをして母親が日傘をさす・帽子をかぶせる・首元にガーゼを当てるなどして直射日光が当たらないようにしてあげましょう。
生後2カ月までは長時間の外出は控えて極力日焼け止めは塗らないで済むようにしてあげます。
しかし、晴れた日の紫外線が最も強い時間帯(午前10時~午後2時ごろ)の外出は避けるように努めましょう。
この時間帯にどうしても長時間の外出をしないといけない時は新生児でも乳児でも日焼け止めを塗ってあげた方が良いと言われています。
その際初めて使う日焼け止めは、前もって腕などの小範囲に塗ってみて1日様子を見ます。
異常がなければ全体に使うようにしてください。
赤ちゃんの日焼けを防ぐ対策方法
紫外線から守る方法として、外出する時間帯を選ぶ・直射日光が当たらないようにお母さんが日傘をさす等がありましたが、
もう少し詳しくご紹介したいと思います。
・帽子はUVカット加工のつばが広い物を選ぶ
帽子の後ろに布がついていて首の後ろが日焼けしないようになっている物もあります。
汗をたくさんかくので、丸洗いできる物を選びましょう。
・ベビーカーに大きめの日よけ(シェード)を付ける
紫外線をカットできるブランケットやケープもあると安心です。
地面の照り返しから守る照り返し防止シートもあるようです。
・なるべく長そで長ズボンで直射日光が当たらないようにする
薄手で通気性の良い、手足の隠れる洋服がおススメです。
夏場に長ズボンはちょっと・・・だけど紫外線も気になる!という時にはUVレッグカバーを着けてあげましょう。
・室内、車内の日よけにも注意する
建物の中にも紫外線が入り込んでいると言われています。
車の窓にUVカットシートを貼る。長時間窓際に居ないようにする。などを気をつければ大丈夫だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日光の良くない話をしてしまいましたが、紫外線には肌でビタミンDを作る働きがあります。
ビタミンDはカルシウムを骨に取りこむときに必要な栄養素です。
ビタミンDが不足してしまうと「くる病」という病気になってしまう危険性もあります。
過度に引きこもったりせず、適度なお出かけやお散歩を楽しみましょう。