猫がずっと鳴く原因や、やめさせる方法は?病気の心配は?
猫は色々な鳴き方で飼い主さんに要望を伝えてきます。
猫を飼ってらっしゃる方は、どんな時にどんな鳴き方をするかおおよそ分かる方もいると思います。
しかし、あまり鳴かなかった猫がやたら鳴くようになってしまったり、なかなか鳴きやまずに異常な鳴き方になったりすると心配ですよね。
飼い主さんもストレスとなり、また病気ではないかと不安になると思います。
そこで、猫がずっと鳴いてしまう原因や対処法についてまとめてみましたのでご紹介したいと思います。
Contents
猫がずっと鳴く原因は?
夜中にやたら鳴く猫、朝方に鳴く猫、あるいは一日中鳴いてしまう猫などパターンは色々あると思います。
① ストレスや冷え
夜中や朝方に鳴き続けてしまう原因は、ストレスや冷えで眠れない場合が多いようです。
ストレスの原因として寝る場所が落ち着かない事・トイレの位置が気に入らない事も考えられます。
今一度確認をしてみてください。
猫用の寝床をちゃんと作り、トイレも綺麗にしてあげているのに鳴いている時は、様子をみながらトイレの位置を変える・寝床がエアコンにあたりすぎていないかチェックします。
また、猫は夜や日の出前に狩りをする習性があるので、その欲求を満たすために鳴くことがあるようです。
② 発情期
一度発情期を迎えたことがある猫ちゃんは、避妊や去勢をしていても鳴くことがあります。
猫の発情期は年に何回かあるので、独特の声で鳴いている場合は発情期の可能性があります。
この場合色々な対策はありますが、基本的には発情期の期間(約2週間程)我慢しなくてはなりません。
③ 年齢
また、10歳以上の猫になってくると、それまであまり鳴かなかった猫でもよく鳴くようになることがあります。
年を重ねると見た目にはわからなくても、それまで出来ていたことがやりづらくなるなどで、不安やストレスを感じで鳴く原因になり、子猫のように甘え鳴きをします。
このように色々な原因が考えられますので、様子を見ながら少しずつ環境を変えてみるなどしてみましょう。
猫が鳴くのをやめさせるにはどうしたら?特に夜はやめて欲しい
①トイレの位置・寝床などを確認
まずは、昼間のうちにトイレの位置などが落ち着ける場所にあるか今一度確認しましょう。
そして、猫のケージや寝床などもエアコンがあたりすぎていないかも確認をして下さい。
ケージを毛布で囲む方法もありますが、逆効果になってしまうこともあります。
そんな時は、夜中でも猫が一人でストレス発散できる方法を考えてあげましょう。
猫と寝ている部屋で、猫が乗ったり下りたり出来るように家具を階段のように配置することや、段ボール箱など潜れるようなものをおいてあげるも方法です。
段ボールは潰さないように壁に固定するとよいです。
窓辺など少し外の月光りが入る様にするのも良いでしょう。
②無視をする
え!?鳴いているのに無視をするなんて可哀そう・・と思うかもしれません。
しかし夜中に猫が鳴き続ける場合、なだめようとして体を撫でたりすると、鳴けば構ってもらえると思ってしまいます。
食事も十分にあげ、環境が整っているのに鳴きやまないときは思い切って無視することも大切です。
しばらくは、うるさくて根比べになってしまうかもしれませんが、猫は習慣でものを覚えますから、無駄鳴きしても構ってもらえないとわかると大人しくなることもあります。
万が一、それでも鳴きやまないときは、逆に反応してあげることに意外に効果があるときがあります。
猫に「どうしたの?なんなのよ」と大きな声で反応するより、受け止めるように「大丈夫よ」と静かに言ってあげると、納得して静かになる場合があるでしょう。
猫の様子を見ながら少しずつゆっくり試してみましょう。
猫がずっと鳴くのは病気?
上記以外にも猫が鳴きやまない原因に、病気の可能性も考えられます。
猫にも認知症があり、15歳以上の高齢猫になりますとその可能性が考えられます。
認知症になった猫は、自分の居場所や食事をしたことなどがわからなくなり、不安で大きな声で鳴いたりします。
認知症の場合は、鳴く以外に同じ場所をウロウロしたり飼い主に攻撃的になったりしますので、注意深く観察しましょう。
また、大きな声で鳴く場合は甲状腺機能の病気も疑われます。
この時は、行動が不自然に活発になることやエサを沢山食べるのに痩せてきたりします。
いずれにしても、子猫のうちから病院で定期的に健康診断に連れていき、なるべく相談できる環境を作っておきましょう。
心配な時はためらわず病院に連れていってあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
猫の声は案外響きますから、鳴いている理由がわからないときは飼い主さんもとても苦労すると思います。
しかし、なるべく慌てないでゆっくり観察してあげると、猫は鳴き声以外にもサインを送ってくれていることがあります。
忙しいと大変ですが、大切な猫ちゃんとなるべくよく向き合ってあげてください