サーキュレーター冬に効果的な使い方や置き場所・向きは?
梅雨のジメジメした日や夏の暑い日に大活躍のサーキュレーター。
冬は一見、出番がなさそうですが、実は冬こそとても便利に活用できる電化製品のひとつです。
冬のサーキュレーターについて、その効果的な使い方などを詳しくご説明しましょう。
Contents
サーキュレーター 冬に効果的な使い方は?
サーキュレーターは、その名の通りサーキュレーション(循環)で空気を循環させるものです。
見た目は扇風機のようですが、風の勢いが強く直接体に当てるものではありません。
冬の時期、どのように使うと効果的かお伝えしたいと思います。
1 暖房器具との併用
基本的に空気は、温かいと上に上がり、冷たいと下に下がります。
ですので、エアコンを使用していると顔がのぼせてしまう一方、足元は冷えるということがよくあるのではないでしょうか。
そのような時、サーキュレーターを利用すれば、空気が循環されるのでお部屋全体が暖かくなります。
エアコンの設定温度を上げなくても快適な部屋が作れるので、足元が寒いから・・・とホットカーペットや床暖房などの使用を考えている方には、サーキュレーターがとても便利です。
ただし、最近のエアコンはもともと空気を下に送る機能がついているものもありますので、そのようなタイプの場合は、サーキュレーターの効果はあまり期待できないかもしれません。
2 空気清浄機との効果的な利用
冬は室内がとても乾燥するので、室内で加湿器を使う方も多いと思います。
しかし、加湿器は部屋の一部分だけに水分が集まりカビの原因にもなる事もあります。
そこで、加湿器とサーキュレーターを同時に使用すると、水分が部屋中にいきわたるのでカビ防止になります。
更に部屋の湿度も全体的に上げることができるので、部屋のどこにいても保湿効果が体感できます。
また、空気清浄機とサーキュレーターを併用する事によって、隅々の汚れた空気やホコリなどが空気清浄機に届きやすくなりお部屋の空気もキレイになります。
3 洗濯物の部屋干し
冬場の気温が低いときは、洗濯物が外では乾き切らず、部屋干しも多くなりますよね。
そのまま部屋干しするだけではすっきり乾きづらいですし、時間がかかります。
そんな時、サーキュレーターがあれば、勢いのある真っ直ぐな風を洗濯物に送り込めるので、乾く時間が早まりますし、同時に部屋の加湿にもなります。
4 節電効果も!
上記のように、サーキュレーターの冬の効果的な使用法は様々ありますが、中でも、金銭面で特にお得なのは、エアコンとの併用です。
数字にしますと約20%の節電になると言われています。
サーキュレーター 冬に効果的な置き場所や向きは?
続きまして、上記にあげましたサーキュレーターの効果的な活用のための置き場所や向きについてです。
暖房と併用する場合は、なるべく暖房から一番遠い対角線上から暖房に向かうように置きます。
暖房から一番遠い所が冷えているので、その冷たい空気を暖房の温かい空気と循環させることができます。
また、邪魔にならないようでしたら、部屋の真ん中に真上を向けて置いておくのも、均等に空気をいきわたらせる方法です。
加湿器と併用時する時にも、同じ置き方が適しています。
空気の入れ替えにも!
部屋の空気を入れ替えたい時、窓を開けてサーキュレーターを外に向けて置くと、素早く外の空気を室内に入れることができます。
冬場、室内の空気を入れ替えたいけれど長く窓を開けていると寒いですよね。
サーキュレーターを使うと、冬場の空気の入れ替えが短時間で行えるのでとても便利です。
部屋干し洗濯には?
部屋干しの洗濯物には、首振り機能を設定して干した洗濯物に向かって置きます。
この時あまり洗濯物に近づけ過ぎたりしますとサーキュレーターに洗濯物がかかったり、水気がついてしまい故障につながりますので気をつけてください。
まとめ
いかがでしたか?
サーキュレーターは風を送るものですから、夏場以外は活用法がなさそうなイメージですが、実は冬もとても便利です。
節電や快適なお部屋生活のためにぜひ、冬も利用されることをおすすめします。